(けい)(ろう)の日

《36)手紙を読まれる(受身形)》
アナウンサー(announcer) 今日は9月15日、「(けい)(ろう)の日」です。今年100(さい)のお(じい)さん、お(ばあ)さんにお話をお聞きしました。
(かわ)(かみ)ヒロヤス 6歳の時に(ちち)(はは)()れられて、(ふね)に乗ったんです。何日も船に乗って、ある朝早く、母に()こされました。そこはアメリカでした。すぐに(しょう)(がっ)(こう)に入ったんですが、(はじ)めは英語で名前を聞かれても、答えられませんでした。半年も()つと、先生のことばが大体(だいたい)わかるようになりました。友だちには「ヒーロー」や「ヒロ」と()ばれていました。でも、大人(おとな)になってから大変(たいへん)でした。アジア人が(いじ)められるようになったんです。そして、(せん)(そう)の時がいちばん大変でしたね。日本人用のキャンプに()れられたんですが、すぐに、子どもが病気になって、15歳で()なれました。(かな)しかったですよ。でも、(せん)()(つま)と作った日本語新聞が、カリフォルニアに住んでいる日本人の80%に読まれるようになりました。今は、(しあわ)せですね。
(なか)(むら)よね (まご)(さい)(きん)、コンピューターを買ってくれて、ときどき使い方を教えに来てくれるんですよ。(はじ)めのころは「クリックして」と言われても、何のことか全然(ぜんぜん)わからなかったんですよ。だから、「日本語で話して」って言ったら、「クリックも日本語よ」と(わら)われてね。
 先週は、その孫に電話で「Eメールで写真を送った」と言われたんですよ。コンピューターに写真が出てきて、びっくりです。いつ()られ他のかわからないんですけど、私の顔でした。いつかはホームページ(homepage)が作れるようになりたいんですけどねえ。近所(きんじょ)のおじいさんに「コンピューターを教えて」と(たの)まれるんですが、教えられませんよ。もう100歳なんですから。
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