(あわ)てん(ぼう)のサンタクロース

《12)〜てしまう》

明日は、いよいよクリスマス。毎年12月になるとサンタさんは、子どもたちから送られてきた手紙を読んで、プレゼントを(じゅん)()するのに(おお)(いそが)しいです。でも、慌てん坊のサンタさんは毎年、子供たちのプレゼントを間違(まちが)えてしまったり、送られてきた手紙を()くしてしまったりします。そこで、サンタさんは考えました。「ようし、今年こそは間違えたり、無くしたりしないように、頑張(がんば)ろう!」。そして、サンタさんは(なん)()も子どもたちの名前を確認(かくにん)したり、プレゼント(present)リスト(list)チェック(check)したりしました。それで、23日には、もう(すべ)ての準備が終わってしまいました。「プレゼントの(はこ)には子どもたちの名前も書いてしまったし、もう(だい)(じょう)()。」サンタさんは24日の朝おそくまで()ていました。

帽子(ぼうし)(はい)った箱は、イギリスに住んでいるマークくん。日本語の(きょう)()(しょ)が入った(ふくろ)は、ブラジルに住んでいるマリアちゃん。料理の本が入っている箱は、(かん)(こく)に住んでいるヨンピルくん。スノーボード(snowboard)が入った箱は、日本に住んでいるゆきちゃん、など。サンタさんの大きな白い袋は、たくさんのプレゼントでいっぱいです。

サンタさんは、いつもは子どもたちが寝てしまう()(なか)(しゅっ)(ぱつ)します。でもこの日サンタさんは、夜中まで待てなくなりました。そして、いつもよりちょっと早く出発したのです。

ところが、サンタさんはうっかり自分のうちのかぎをかけるのを(わす)れてしまいました。それを知らずにサンタさんは、「ジングルベル、ジングルベル、(すず)()る〜…」と歌を歌いながら、子どもたちの家へ()かっています。

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